気遣いと気が利く
こんにちは!
バンケットの下薗です。
最近来ていただいたお客様との会話の中で美容室に行かなくなる理由についてお話してくれた時の話。
もう長いこと通っていただいているお客様で何を言っても許される訳ではないけどそれくらい仲良くさせてもらっていて思ったことや感じていることを伝えてくれる人なんです。
その人が美容室に行かなくなる理由を
話してくださいました。
自分のイメージと違うヘアスタイルになってしまい上手く伝えられないし伝わらないから行かなくなったんだって言っていました。
僕らはたいていヘアスタイルを決める時
カウンセリングをします。
今日はどのようなイメージに〜
という感じにしていき、仕上がってみたら
あら?なんか違うなて思ったらお客様の表情や仕草や声のトーンとか何かしらのサインを出しているはず。
それに気づかずそれを何度か繰り返しいつのまにやらパッタリ来なくなる。
そんな事あると思います。
いやいや、ちゃんと毎回お客様の満足いくヘアスタイルにしているよ!てのであれば文句なしです。
前回良かったから、今回も良くなるだろうとか前回来て数日良かったけどその後、髪がいうこと聞かなくなった。。けど、次は大丈夫、次に期待しよう!とか。
マンネリて言葉じゃないけど
なんか違う時ってこっちもなんかあれ?て
気づいてる時あるんじゃないか?
・色が今回上手く入らなかった。
・ヘアスタイルがここ一年変わってないけどお客様の要望はいつもと同じで
とかね。
前者に関しては直ちにお直しさせていただくとか、後日お手数だけど時間作ってもらいキレイに染め直して対応させていただく。
後者っていつもと同じて言っているお客様が悪いわけじゃない。
美容師側も要望通りだから悪いと思わない。
じゃあどうするか?
毎回ヘアスタイルチェンジする人ならまだしも気に入っていると思い込んで毎回同じ提案してるとか、ショートヘアにいつもしてる人は伸ばすなんて言わないとか
決めつけ
があるのかもしれない。
でも、お客様はもう来ないから
聞けないんです。
僕は技術的にすごく上手いわけじゃないし、幸い毎月たくさんのお客様に来ていただいているんだけどちょっと考えてみたんです。
今日アシスタントのユウキと話していて
気遣いと気が利くの違いの話になって、
例えばお客様が読んでいる雑誌を読み終えて手持ち無沙汰にしている。
そんな場合
「何か別の雑誌お持ちしますか?」ていうのは気遣いで
読み終わる頃を見計らって新しい雑誌をスマートに持って行ってあげる。それが気が利くなのかなと。
ちょっと偉そうに聞こえるけどそれができるなら何年も通ってもらえるんじゃないのかなと思いました。
自分は思ったことすぐ言っちゃうし顔に出てるからスタッフにも共有LINEで直して欲しいところはないか聞いたことありました。
言ってもらえないとわからないから自分でそういう行動起こしたけどお客様は違う。でも
サイン
は何かしら出しているはずなんだって思いました。
いつも本当にお世話になっているお客様から
実はこうだったんだよねて言ってくれる人なんて数えるくらいしかいないから大切にしないと思った最近の出来事でした。
12月の忙しい時期が来ます。
新規のお客様も増えて毎日お店がいっぱいになるだろうから気遣いプラス気が利くように
がんばろうと思います。
今年もあと1ヶ月。
髪切って良い年迎えましょう!
今日のポエムでした。
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